謎の失踪を遂げたジムトンプソンの家


ジムトンプソンの家

タイのシルク王 
スパイから富豪へ
謎の失踪を遂げたジムトンプソン
生前住んでいた家で
 当時の暮らしぶりを発見!

ジム・トンプソン

数奇な運命をたどったアメリカ人
なぜタイシルクの創始者になったのか?
第2次世界大戦中に
 諜報員としてタイに派遣
終戦後もタイに残り、タイシルクの事業化に貢献

当時のタイの絹製品は
 大量生産の安物が出回っており、 品質も最悪だった。
タイシルクの復興のため
 生産、染色、品質管理を行った。
アメリカのファッション業界に
 タイシルクを売り込む
大成功をおさめ
 ハリウッド映画「王様と私」の衣装にとりいれられた。
 
1967年マレーシアのキャメロンハイランド高原で
 休暇中に忽然と姿を消し、行方不明に。
誘拐か? 遭難か? 諜報活動がらみの暗殺か?
いまだに謎のまま!

ジムトンプソンの家

ジムトンプソンが生前に住んでいた家が博物館になっている。
チーク材を用いた釘を使わないタイの伝統的な建築
 
入口で入場料を払う(200バーツ 約720円)
建物にはガイド(無料)と一緒に入る。
ガイドツアーの時間まで、庭を散策

最初に、ロッカーに私物を収納し、靴を脱ぐ。(土足厳禁)
仕事部屋、寝室、客間など
当時の暮らしぶりがわかる。
ジムトンプソンが集めた東南アジアの芸術作品が置いてある。
タイだけではなく、ビルマ、カンボジア、ラオスなど 
ベンジャロン焼きの陶器、中国の青・白の磁器、仏像など

建物を出て庭にでる。
庭を少し歩いていくと、 横を川が流れているのが見える。
船でシルクを運搬していたとのこと。 

約30分のガイドツアーを終え、
 敷地内にあるカフェで休憩
  タイの伝統的なスイーツのブアローイとココナッツジュスで一息
 
  *ブアローイとは
   温かいココナッツミルクにカラフルなお団子が入ったもの
    
レストランもあるので、美味しいタイ料理をたべるのもいいかも~♪

行き方

BTSナショナルスタジアム駅で下車
1番出口から階段を降り、Uターン
約100メートル先の kasem San 2を曲がって
真っ直ぐ
左手に建物が見える。

地図 

ジムトンプソンのセール

毎年6月と12月にセールがある。
2019年は5月30日~6月2日、12月13日~15日
場所はバイテック
 BTSバンナー駅から徒歩
 無料のシャトルバスもあるらしい。
日時などは毎年変わるので、要確認!

タイシルクのスカーフ、洋服、バッグ、小物など
半額以下の商品もある。
その時期バンコクに滞在しているのなら、おすすめです♪
すごーい広い会場にたくさんの品物がたくさん置いてある。
皆大きなビニール袋を持って品物選び
330バーツ(約1200円)のかわいいポーチなどを購入!

会場には食事コーナーもある。
  軽い食事と飲み物で休憩
歩き回ると疲れるので、ここで一息入れるといいよ♪

まとめ

ジムトンプソンの家はバンコクの真ん中
素敵な建物や庭は都会の喧騒を忘れさせてくれる。
日本語ガイドの説明を聞きながら
当時の暮らしぶりに触れたり、
 失踪の謎を考えてみるのもいいかも?

お土産に
 ジムトンプソンの素晴らしいタイシルクを買ってみては?


カテゴリ:タイ  海外の旅文化 

執筆者のプロフィール

執筆者:立花みゆ

最初の海外旅行はニューカレドニア
帰りの飛行機はダブルブッキング
シンガポール経由で帰る羽目に...

現在暮らすように旅する生活を
模索中

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