長崎の出島に行こう!


路面電車

日本の鎖国時代、
 日本で西洋に開かれた唯一の窓口
人工島の出島
教科書に載っていた扇形の島
19世紀にタイムスリップ
歴史を感じながら、出島周辺を散策 ♪ ♪

見どころ

出島

長崎を代表する豪商たちが築造した人工島、出島。
扇形、面積約1.5ヘクタール
江戸幕府がキリスト教布教を阻止するため、
ポルトガル人を収容する島をつくった。
鎖国の中、どうしてポルトガルとの関係を維持したのか?
ポルトガルからの中国産生糸が必要だったから!

でもオランダがポルトガルに代わる。
キリスト教の布教に力を入れるポルトガル→
  貿易に力を入れるオランダへと
ポルトガル人は追放
オランダが日本との貿易を独占
オランダ人が出島に収容
和蘭(オランダ)商館が出島に建てられた。
オランダ側から生糸、絹織物を日本からは銀を貿易
貿易だけではなく、多くの日本人が蘭学を学んだ。

明治以降、陸続きとなり、町の中に埋もれた。
往時の出島の姿を蘇らせようと
復元整備がすすめられている。
当時の生活や貿易の様子がわかる建造物
日本人が住む家屋や土蔵などを復元
蘭学館、旧出島神学校、オランダ商館長の部屋 など
いざ19世紀の街並みへタイムスリップ
出島への入場は有料

地図 

長崎水辺の森公園

長崎港に面している公園  
園内に運河があり、散策ができる。  
並木道を歩くのも良し、  
芝生の広場で憩うのも良い。

入港する客船が眺めながら
 ベンチで一休み!
この大きな船はどこに行くのかな~♪

水辺の森公園
水辺の森公園

長崎県美術館

水辺の森公園の一角にある
 自然と調和した美術館
長崎ゆかりの美術とスペイン美術  
展示室以外は無料。  
長崎港が一望できる屋上庭園や
  見晴らしが良いカフェがおすすめ ♪ ♪ 

長崎県美術館
長崎県美術館

長崎出島ワーフ

海辺に面して広がる建物
シーフードなどのレストラン、サンドイッチ屋などがある。
長崎港、夕日、稲佐山など対岸の景色がきれい!
潮風が心地よい ♪

長崎港ターミナルに停泊の「観光丸」
勝海舟や坂本龍馬も乗ったという
日本初の木造蒸気船を復元
長崎港を一巡するのも面白いかも ♪ ♪

グルメ

長崎と言えば、中華料理。
日本の三大中華街である、横浜、神戸そしてここ長崎
長崎新地中華街は出島から路面電車で一駅
歩いても約10分
中華料理屋、お土産屋などが並んでおり、
食事をしても良いし、
ブラブラ見て回るだけでも楽しい!
今回は中華街で食事はせず、
長崎在住者からおすすめの中華料理屋へ

紅灯記

地元の人に愛される中華料理屋  
1976年創業の老舗
ミシュランガイド長崎2019に選出
長崎中華街は福建料理が主流だが、
 紅灯記は広東系の料理
あっさりとした塩味ちゃんぽんが看板メニュー
ちゃんぽん以外にも  
 茄子とトマトの挽肉辛炒めは絶品!

紅灯記
  住所:長崎市万才町3-2
  電話:095-826-3004
地図  

永楽苑

地元に愛される昔懐かしい大衆中華料理屋  
レトロな雰囲気、安い  
ちゃんぽんと皿うどんが人気  
パリパリ麺の皿うどんは600円  
長崎流にウスターソースをかけて食べる。  
野菜やかまぼこ入りの餡かけが美味しい。

お土産

とろとろの豚の角煮(東披煮)

長崎の郷土料理である卓袱料理の一品。
卓袱料理のルーツは
 長崎に来航した唐人に伝えられた接客料理。
 これに和風、中華風、スペイン、ポルトガル風のアレンジを加え、  
 長崎卓袱料理に。

東披煮で有名な坂本屋へ
ゼラチン質だけ残ったお肉はとろとろ
坂本屋は料亭旅館
 郷土卓袱料理が楽しめる。
今回はお土産のみ。

坂本屋
  住所:長崎市金屋町2-13
  電話:0120-26-8210
  地図  

角煮まんじゅう

豚の角煮を饅頭で挟んだもの。
饅頭はふわふわで、中の角煮は柔らかい。
大波止にあるゆめタウンの地下「こじま」で購入

おたくさ・長崎物語

おすすめのお菓子は
おたくさ
あじさいの花びらをかたどったパイ生地
サクッと上品な甘さ ♪ ♪
あたくさはお滝さんのこと
シーボルトの最愛の人の名前
シーボルトは出島のオランダ商館の医師
お滝さんとの愛の物語

長崎物語
バームクーヘンの中にクリームが入っている。
パッケージは日本へ望郷の思いを綴ったジャガタラ文が
描かれている。
お菓子一つ一つにも物語がある。

長崎物語の店の斜め向かいには
カステラで有名な文明堂の総本店がある。
歴史を感じさせる建物!

福岡からの行き方

<高速バス>
福岡から高速バスに乗り、大波止で下車徒歩7分
高速バスが便利で、値段も安い!

<電車>
長崎駅で下車
路面電車「崇福寺行き」に乗り、出島で下車

まとめ

異国情緒漂う長崎
軍艦島、ハウステンボス、グラバー園など
観光スポットがたくさん
鎖国時代にタイムスリップしてみませんか?
出島近辺で、見て、食べて、買っての大満足の一日 ♪ ♪


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カテゴリ: 日本の旅文化 

執筆者のプロフィール

執筆者:立花みゆ

最初の海外旅行はニューカレドニア
帰りの飛行機はダブルブッキング
シンガポール経由で帰る羽目に...

現在暮らすように旅する生活を
模索中

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