
九年庵は紅葉スポットとして人気スポットです。数寄屋造りの邸宅と筑後平野を見渡す庭園。11月に紅葉を迎え息をのむ美しさ。11月中旬9日間だけ一般公開されます。九年庵の紅葉の様子をご紹介します。
目次
九年庵とは
九年庵は佐賀の大実業家である伊丹弥太郎(いたみやたろう)の別邸のことです。佐賀県神埼市仁比山の数寄屋造りの邸宅と筑紫平野と有明海を展望できる庭園。 60種700本の樹木が植えられています。1995年国の名勝に指定されました。久留米の誓行寺の阿(ほとり)和尚が築庭。9年の歳月をかけたことから九年庵と名付けられました。
2024年秋の九年庵の一般公開
保存の観点から1988年から秋の数日間一般公開が始まりました。2010年から春の数日間も一般公開。 2024年秋の一般公開は下記のとおりです。
一般公開期間 | 2024年11月15日~23日 |
時間 | 8;00~16:00 |
料金 | 美化協力金として1,000円(高校生以上) |
2023年の紅葉の様子
本部テントで料金の支払いと入場整理券をもらいます。出店がでていますよ。

燃えるような赤の紅葉、苔と邸宅
庭園内を人の流れに沿って進みます。紅葉が美しい♪

坂道をのぼります。遠くには筑紫平野と有明海が見えます。

紅葉と緑のコントラストが素晴らしい♪

紅葉の奥に邸宅が見えます。

紅葉と入母屋茅葺きの屋根が映えます。杉皮の腰張りの土壁や竹格子の連小窓も見事ですね♪

邸宅の内部は入れません。

紅葉、苔、樹木と邸宅のコントラストが素敵♪

見事な紅葉が続きます。

空一面の紅葉。紅葉の中を進んでいきます。
紅葉
九年庵から仁比山神社の方へ向かいます。

九年庵周辺の見どころ
九年庵周辺の仁比山神社や地蔵院の紅葉も美しいのでゆっくり回りましょう♪九年庵を出ると仁比山神社の鳥居が見えてきます。

仁比山神社は古くより農の神、酒の神、医薬の神として崇められてきました。仁比山神社境内は1,000本の紅葉が色づいています。赤や黄色など見事です♪
仁比山神社の境内
仁比山神社は「山王さん」と呼ばれ親しまれています。無病息災や健康にご利益があると言われています。

拝殿と紅葉が美しい♪

神使のお猿と紅葉は神秘的ですね。

仁比山神社を下りると仁比山護国寺地蔵院が見えます。仁比山護国寺は聖武天皇の勅願で729年につくられた36のお寺の総称です。 九州西国霊場20番札所 。
恵比寿天 平和の鐘 地蔵院
右側の山にあるのが九年庵と仁比山神社です。川を渡ると仁比山公園。

九年庵の基本情報
名称 | 九年庵 |
住所 | 佐賀県神埼市神埼町的1696 |
HP | 神埼市観光協会HP |
アクセス | Google map |
交通 | 電車:JR長崎本線神埼駅からタクシー・路線バス(約10分) 高速バス:長崎自動車道高速神埼バス停下車徒歩(約15分) 車:長崎自動車道東脊振ICから車(約10分) 臨時駐車場:吉野ヶ里公園 西入口交差点そば(駐車料金500円)無料シャトルバスあり |
九年庵の混雑状況など注意事項
九年庵は9日間しか一般公開しないので多くの人が訪れます。入場には整理券の取得が必要です。平日の朝早くに行くのをおすすめします。九年庵に行くバスツアーを利用するのもいいですね。庭園内は坂道、石階段があるので歩きやすい靴や服装で行きましょう。
九年庵のまとめ
九年庵は春と秋に一般公開されます。秋は2024年11月15日から23日までの9日間だけ。2024年から庭園や建物を上から眺めることができるスポットが広がります。 紅葉色に染まる九年庵に行きませんか。