![水天門](https://m7tabi.com/wp-content/uploads/2021/10/2021-10-02_12-17-35_098-200x200.jpeg)
海の中の都をイメージした赤間神宮。山口県下関にある竜宮城のような皇室ゆかりの格式高い神社です。源平壇ノ浦の合戦で入水した安徳天皇を祭神とした神宮。白壁に朱塗りの水天門、おとぎの世界にひたりましょう!
目次
赤間神宮とは
赤間神宮は源平壇ノ浦の合戦で亡くなった、安徳天皇を祭神とする神宮です。二位の尼(平清盛)に抱かれて入水された安徳天皇は数え年で8歳という幼さでした。 境内には竜宮城のような水天門や耳なし芳一像などがあります。赤間神宮から見る関門海峡の景色は素晴らしい!
![水天門](https://m7tabi.com/wp-content/uploads/2021/10/2021-10-02_12-17-16_692.jpeg)
竜宮城のような美しい水天門
![赤間神宮](https://m7tabi.com/wp-content/uploads/2021/10/2021-10-02_12-15-54_000.jpeg)
関門海峡に面した小高い丘に建つ水天門。美しい形と色が印象的! 通りからも水天門が目立っています。鳥居をくぐり階段を上がりましょう!
![水天門](https://m7tabi.com/wp-content/uploads/2021/10/2021-10-02_12-17-35_098.jpeg)
竜宮城を再現した水天門。海の中の都をイメージして建てられました。二位尼の歌「今ぞしる みもすそ川の おんながれ 波の下にも 都ありとは」。二位尼は幼い安徳天皇を抱き、「海の中にも都がありますよ」と言い聞かせ 海中に身を投じたと伝えられています。
![水天門から外拝殿](https://m7tabi.com/wp-content/uploads/2021/10/2021-10-02_12-19-14_047.jpeg)
水天門から外拝殿をのぞきます。おとぎの世界に入っていくみたいですね。
本殿でお参り
本殿の前には狛犬がでーんと座っています。尻尾がカッコイイですね。強そう!
![](https://m7tabi.com/wp-content/uploads/2021/10/2021-10-02_12-20-33_264.jpeg)
![本殿前](https://m7tabi.com/wp-content/uploads/2021/10/2021-10-02_12-25-27_113.jpeg)
本殿でお参りをします。参拝方法は「二礼二拍手一礼」。中央の「赤間神宮」の文字は、有栖川宮幟仁親王(ありすがわのみや タカヒトシンノウ)が書かれものです。立派ですね!
![本殿](https://m7tabi.com/wp-content/uploads/2021/10/2021-10-02_12-22-27_904.jpeg)
外拝殿の奥に本殿・内拝殿が見えます。本殿は海の中にあるということから、下関の海に見立てた人工池があります。
![拝殿](https://m7tabi.com/wp-content/uploads/2021/10/2021-10-02_12-21-48_017.jpeg)
赤間神宮は安産のパワースポット
赤間神宮は子授け、安産のパワースポットとして有名です。その他に子育大願、家内安全や諸願成就などのご利益があると言われています。
![社務所](https://m7tabi.com/wp-content/uploads/2021/10/2021-10-02_12-24-01_258.jpeg)
かわいいお札やお守りがあります。
商売繁盛の木札など お守り
御朱印は社務所で受け付けしてもらえます。水天門が描かれた御朱印帳もあります。
![御朱印帳](https://m7tabi.com/wp-content/uploads/2021/10/2021-10-02_12-24-53_018.jpeg)
西日本でただ一つ「安徳天皇阿弥陀寺陵」
階段を登った左側には幼くして亡くなった安徳天皇のお墓があります。
![安徳天皇のお墓](https://m7tabi.com/wp-content/uploads/2021/10/2021-10-02_12-18-27_277.jpeg)
平家一門の墓
平家一門の墓は七盛塚と呼ばれています。優雅で華やかなイメージの平安時代。貴族たちの社会で武士が力を強めてきた時代です。山口県下関の壇ノ浦合戦で平家が終わり、武士の鎌倉時代が始まりました。
![平家一門の墓](https://m7tabi.com/wp-content/uploads/2021/10/2021-10-02_12-23-33_446.jpeg)
耳なし芳一で有名な「 芳一堂 」
耳なし芳一は赤間神宮を舞台とした物語です。小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が書いた「怪談」です。主人公はの盲目の琵琶法師。少し怖いお話し、、、。
![芳一堂](https://m7tabi.com/wp-content/uploads/2021/10/2021-10-02_12-23-21_686.jpeg)
赤間神宮には「源平合戦図」など貴重資料がある赤間神宮宝物殿や結婚式場の龍宮殿などがあります。
赤間神宮からの素晴らしい景色
関門海峡がのぞめる赤間神宮からの景色はなんて素晴らしいんでしょう。空の青、海の青と赤間神宮の朱色がうっとりするほど美しい!
![水天門を上から](https://m7tabi.com/wp-content/uploads/2021/10/2021-10-02_12-28-45_933.jpeg)
赤間神宮周辺の見どころ
赤間神宮周辺には日本西門鎮守八幡宮や亀山八幡宮など見どころがあります。お腹が空いたら唐戸市場でお寿司を食べるといいですね。
日本西門鎮守八幡宮
赤間神宮の横にあるのが日本西門鎮守八幡宮。日本の西側の守り神として建てられました。創建されたのは約1,200年前。風光明媚な下関に建てられてから江戸時代まで多くの戦国大名から尊敬されてきました。日本の西として重要な場所だったんでしょうね♪
![鎮守八幡宮](https://m7tabi.com/wp-content/uploads/2021/10/2021-10-02_12-20-55_868.jpeg)
石段を上がると紅石稲荷神社と大連神社があります。紅石稲荷神社は商売繁盛の守護、大連神社は不老長寿の守護です。
亀山八幡宮
赤間神宮から歩いてすぐ、唐戸市場の向かい側にある亀山八幡宮。下関市の中心にある亀山八幡宮の地は古くは島でした。「関の氏神さま」「亀山さま」と親しまれてきました。御祭神は応神天皇・神功皇后・仲哀天皇・仁徳天皇です。
![亀山八幡宮](https://m7tabi.com/wp-content/uploads/2021/10/2021-10-02_12-02-14_173.jpeg)
亀山八幡宮の大鳥居は御影石製の鳥居として日本最大です。以前は階段が海に続いていました。
本殿 本殿でお参り
本殿でお参りをします。家内安全・交通安全・事業繁栄などのご祈願ができます。
![ふぐの像と狛犬](https://m7tabi.com/wp-content/uploads/2021/10/2021-10-02_12-39-56_805.jpeg)
境内には日本一のふくの像や子持ち狛犬があります。下関では「ふぐ」を「ふく」と呼んでいます。幸福を呼び込むと信じられてきました。 ふく漁解禁にあわせ、ふくの像の前で航海安全や豊漁の祈願がされます。
![景色](https://m7tabi.com/wp-content/uploads/2021/10/2021-10-02_12-38-18_101.jpeg)
亀山八幡宮からの景色も素晴らしいですね。海がキラキラひかっています。
唐戸市場
下関の台所として有名な「唐戸市場」。ふぐ、タイ、ハマチの市場として有名です。
![唐戸市場](https://m7tabi.com/wp-content/uploads/2021/10/2021-10-02_12-00-56_687.jpeg)
金土日に開催される活きいき馬関街(ばかんがい)は多くの人で賑わいます。美味しそうなお寿司や海鮮丼などが並びます。どれを食べようか選ぶのに迷ってしまいますよ。
賑やかな活きいき馬関街 お寿司
唐戸市場前の海峡ボードウォークで海を見ながら食べるのがおすすめです。
![海峡ボードウォーク](https://m7tabi.com/wp-content/uploads/2021/10/2021-10-02_12-49-56_823.jpeg)
赤間神宮まとめ
山口県下関市にある竜宮城のような赤間神宮。皇室ゆかりの格式高い神宮に足を運びませんか? おとぎの世界に足を踏み入れた気分になりますよ。お腹が空いたら唐戸市場で美味しいお寿司を味わいましょう!