極上のざる豆腐に脱帽! 一つ星とビブグルマン獲得の「川島豆腐店」


胡麻豆腐とざる豆腐

豆腐は世界にも認められた健康食品。一週間にどのくらい豆腐を食べますか? 豆腐はアレンジ豊富で、いろんな料理に使えますよね。豆腐と同じ大豆製品の豆乳やおからも栄養の宝庫。今回、佐賀県唐津市にある、ざる豆腐発祥のお店「川島豆腐店」の極上の豆腐料理を紹介します。併せて、豆腐の由来や効能も!

江戸時代に広まった豆腐

中国発祥の豆腐は、奈良時代に日本に伝来し、江戸時代に広まりました。豆腐料理は栄養価が高いので、精進料理として重宝されたようです。

江戸時代、大ベストセラーになった「豆腐百珍」って聞いたことがありますか? 煮る、蒸す、ゆでる、焼く、揚げる、炒めるなど、多彩な豆腐料理100品が書いてあります。木の芽田楽に始まり、凍りとうふ、油揚げとうふ、炒りとうふ、最後がうどんとうふなど。

豆腐の効能

豆腐は消化吸収に優れ、良質なタンパク質が獲れることから、健康食品として、アジアだけでなく欧米でも食べられていますね。消化吸収率が高いので、胃に負担がかかりません。豆腐に含まれている大豆イソフラボンがアンチエイジングに、カルシウムが骨粗しょう症の予防に効きます。その他、血糖値の上昇を抑えるサポニンも豊富。スーパーフードですね♪

ミシュランガイドで評価された「川島豆腐店」とは

世界が認めるミシュランガイド。 10代目当主が営む「日本料理かわしま」は、夕食の日本料理で一つ星を獲得。豆腐料理の「川島豆腐店」はビブグルマンとして、一つ星から三つ星には外れるけど、値段以上に満足できるおすすめのお店と評価されました!

唐津市の商店街にある老舗豆腐店「川島豆腐店」

唐津駅から歩いて3分、レトロな雰囲気がある京町商店街の中にある「川島豆腐店」。 赤いのれんが目印。江戸時代創業という古くから地元に愛されてきた豆腐店です。

カウンター席だけの落ち着いた雰囲気

店内は落ち着いた雰囲気。カウンター席のみでゆっくりとお食事ができます。唐津焼きの器で食べるお料理は格別ですね。

店内
店内

9代目当主がざる豆腐の発案者

「豆腐は、水にさらさない方が美味しい」という信念のもと、ざる豆腐を考案。なめらかで、コクがあり、チーズのようなざる豆腐。有機栽培で自ら、大豆を育てることからはじめるなど、大豆への熱い思いが感じられますね。

代表のコメント
代表のポリシー

気軽に豆腐を味わうなら朝の豆腐料理!

朝8時と10時に豆腐料理が味わえます。「基本 1,500円」、「焼魚付 2,000円」と「刺身・焼魚付 2,500円」の3種類。お昼からは「日本料理かわしま」に変わり、「おまかせ懐石 5,000円」。夜は8,000円からの独創的な懐石料理。10代目当主が、その日の朝、市場で食材を吟味して料理をつくる、一期一会のお食事が楽しめますよ。今回は10時からの「焼魚付の豆腐料理」を味わいました。  

メニュー
メニュー

最初は、濃い豆乳とおから

豆乳は濃くて美味しい! こんな濃い豆乳は初めてですね。豆乳は栄養価が高くて低カロリー。おからは上品な味付けです。食物繊維たっぷりのおからは、便秘や大腸がんの予防になりますよ。

ざる豆腐は絶品!

ざる豆腐は絶品! なめらかで大豆の味がしっかり。チーズのようなコクがある豆腐。お代わりができるのが嬉しいですね。胡麻豆腐は胡麻のいい香りがしますよ。

胡麻豆腐とざる豆腐
胡麻豆腐とざる豆腐

ボリュームある厚揚げ

厚揚げは、揚げたての熱々が楽しめます。ざる豆腐などと違った豆腐の感触がいいですね。厚揚げもお代わりでき、その場で揚げてくれるが本当にうれしい! だんだんお腹がいっぱいに!

厚揚げとざる豆腐
厚揚げとざる豆腐

2,000円コースには焼魚付き

唐津は海に面しており、お魚料理も美味しい! かますの焼魚が付いていました。身がホクホクしていますよ。個人的には、お豆腐料理だけでお腹がいっぱいになったので、基本コースでもよかったかも。

焼き魚
焼き魚

最後にお粥とざる豆腐が入ったお味噌汁

お豆腐をたくさん食べ、最後にお粥とお味噌汁。お粥はサラサラっとお腹の中に。ざる豆腐のお味噌汁とご飯で、もうお腹いっぱい♪

お粥と味噌汁
お粥と味噌汁

デザートの豆腐プリンがまた美味しい!

お腹いっぱいと思っていたけど、豆腐プリンが本当に美味しい! 販売されていないのが実に残念! お土産に持って帰りたかったよ~♪

豆腐プリン
豆腐プリン

ざる豆腐を食べに「川島豆腐店」へ

ざる豆腐発祥のお店「川島豆腐店」の豆腐料理は、いろいろなお料理が楽しめます。ざる豆腐をはじめ、豆乳、厚揚げ、おからなど、一品一品がとても美味しい! 是非、一度食べてみてくださいね。唐津城やまちを散策し、極上の豆腐料理を楽しめ、楽しい一日でした。


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執筆者のプロフィール

執筆者:立花みゆ

最初の海外旅行はニューカレドニア
帰りの飛行機はダブルブッキング
シンガポール経由で帰る羽目に...

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