オーストラリアのシドニーには約200の博物館や美術館があります。オーストラリア最古の博物館や来館者数が最多の美術館など。オペラハウスなど観光場所に近く、無料の博物館や美術館。シドニーに行ったらぜひ行きたいおすすめの博物館や美術館をご紹介します。
目次
オーストラリア最古の博物館
オーストラリア博物館(Austrarian Museum)は1827年設立。オーストラリアで最古の博物館です。場所はハイドパーク(Hyde park)の近く。オーストラリアならではのユニークな野生動物、恐竜やアボリジニ文化が楽しめます。
オーストラリア博物館の基本情報
名称 | オーストアリア博物館 Australian Museum |
住所 | 1 William St, Darlinghurst, Sydney |
営業時間 | 10:00~17:00 |
公式HP | オーストラリア博物館 |
アクセス | Google map |
大聖堂の向かい側にあるオーストラリア博物館
オーストラリア博物館はシドニー中心地にあるハイドパークの向かいにあります。シドニー・セント・メアリー大聖堂も近くです。アクセス抜群の場所にある立派な建物がオーストラリア博物館です。
オーストラリア博物館の入り口はモダン。恐竜の画像が迫力ある~。
オーストラリア博物館に入るとツリー・オブ・ライフが飾ってあります。動物と動物のつながりがわかりますね。
1階から3階まで吹き抜けの建物
オーストラリア博物館の1階(Level UG)はガリガラン海の国(Garrigarrang Sea Country)の展示。シドニー盆地に何千年も生きてきた先住民族アボリジニ(Eora people)のサステイナブルな生活を垣間見れます
2階(Level 1)にある鉱物(Minerals)。最古の岩や鉱物が展示されています。
3階(Level 2)は恐竜とオーストラリアならではのユニークな動物の世界。恐竜の骨格標本は見上げないと全体が見えない大型恐竜です。人の約10倍もある高さ!
ギガノトサウルスでしょうか。全長13メートルと推定される大型の恐竜です。
1億6千万年前のジュラ紀中期の恐竜が戦っているみたい!
絶滅したマンモスの骨格標本。
イリエワニのはく製。襲われたら怖そう!
天井からクジラの骨格標本が吊り下がっています。大き~い!
1階から3階は吹き抜けになっています。天井からオオツノシカの骨格標本がド~ンと!
1階にはミュージアムショップ、3階(Lenel 2)にはカフェがあります。
来館者数最多のニュー・サウス・ウェールズ州立美術館
ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館はオーストラリアで最も大きく来館者数が最多の人気の美術館です。オーストラリア国内及び海外の絵画、彫刻や写真などを展示。
ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館の基本情報
名称 | Art Gallery of New South Wales |
住所 | Art Gallery Rd, Sydney |
開館時間 | 10:00~17:00(水曜日は22:00) |
休館日 | イーストフライデー&クリスマスデイ |
公式HP | ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館 |
アクセス | Google map |
ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館はシドニー中心部のドメイン公園(The Domain)の一画にあります。ロイヤル植物園にも近くアクセス抜群。
クラシックな建物の本館
本館は歴史を感じさせる立派な建物。1981年にオープン。壁には壁画、立派な彫刻が素敵♪
本館に入ると驚きの空間。しばらく立ちすくんでしまいます。荘厳な気持ちに!
絵画、彫刻など大きな規模の展示
ギャラリーは1900年以前のオーストラリアやヨーロッパの作品、20世紀の作品の順にまわります。ヨーロッパの作品の中にはゴッホやセザンヌなど有名なヨーロッパ画家の作品も。明るい室内の20世紀の作品の中にはピカソの作品もあります。
エドゥワール ドゥタオユー(Edouard Detaille)の皇帝(vive L'Empereur)です。プロセイン王国とフランス帝国の戦いの画。
ウィリアム ヘンリー マーゲットソン(William Henrry Margetson)の海には真珠がある(The sea hath its pearls)です。ウィリアムはイギリスの画家。女性の美的肖像画が有名です。
パブロ ピカソ(Pablo Picasso)の裸の女(Naked Woman in Rocking chair)です。1956年ピカソの晩年の作品です。
彫刻作品も。
2022年オープンした新館
ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館は本館のほかに新館があります。新館の設計は日本の妹島和也と西沢立衛。新館のエントランスにニュージーランドの彫刻家アプリチャードの作品があります。アプリチャードは浮世絵師の影響を受けたとか。日本とのつながりがうれしいですね。
新館は本館の伝統的な建物とは違います。モダンな雰囲気。21世紀以降の絵画や彫刻が展示されています。草間彌生の作品も♪
テラスに草間彌生の作品「Flowers that Bloom in the cosmos」があります。2022年ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館のために作成した作品。
オーストラリアの植物をモデルにしたとのこと。草間彌生のサインが見えます♪
テラスから見た景色。ウルムルーの街やマリーナが見えます。見晴らしが良いですね!
知名度が高いパワーハウス博物館(科学博物館)
パワーハウス博物館(Power House Museum)は知名度も規模も大きい博物館です。1902年に設立。蒸気機関車、飛行機、宇宙船など乗り物が展示。機械工学やコンピューター技術なども学べます。
パワーハウス博物館の基本情報
名称 | Power House Museum |
住所 | 500 Harris St, Ultimo, Sydney |
開館時間 | 10:00~17:00 |
公式HP | パワーハウス博物館 |
アクセス | Google map |
発電所跡に建てられたパワーハウス博物館
パワーハウス博物館はトラム(市電)の発電所跡に建てられました。赤い格子が目印。
蒸気機関車、飛行機や宇宙船
パワーハウス博物館は4階たての広い建物。目玉は蒸気機関車。ニュー・サウス・ウェールズの最初の列車です。
蒸気機関車の操縦部分が見れます。貴重ですね!
次の列車が着くのを教えてくれる駅の表示板も楽しいですね。
飛行機もあります。大型展示物が多いので広い!
宇宙船も。ロシアの月面探査車です。
月の石。
ゴールドラッシュ時代のオーストラリア
オーストラリアのゴールドラッシュはニューサウスウェールズがはじまり。1850年代。金製品の展示もあります。カンガルーの形がかわいい!
シドニー現代美術館の絶景カフェ
シドニー現代美術館(Museum of Contemporary Art)は絵画、彫刻、写真やアボリジナルアートなど約4,000の現代アートを所蔵しています。現代美術はあまり興味がないという方も絶景カフェには足をのばしてください。
シドニー現代美術館の基本情報
名称 | Museum of Contemporary Art Australia |
住所 | 140 George St, The Rocks, Sydney |
開館時間 | 10:00~17:00 |
休館日 | 火曜日 |
公式HP | シドニー現代美術館 |
アクセス | Google map |
ザ・ロックス近くのアールデコ調の建物
シドニー現代美術館は埠頭に建つアールデコ調の建物です。人気観光地ザ・ロックスの近く。
絵画や彫刻など現代アートの作品がズラリ。中には水墨画のような作品も。
絶景カフェへ
カフェに入るとオペラハウスが綺麗に見えます。まさに絶景カフェ!
素敵な景色を眺めながら、サンドイッチとポケボウルを食べました。ポケボウルはお米、枝豆、ラディッシュや春玉ねぎが入っています。
シドニー博物館・美術館のまとめ
シドニーには博物館や美術館がたくさんあります。オーストラリア博物館、ニュサウスウェールズ州立美術館やパワーハウス博物館に行きませんか。シドニー現代美術館のカフェも忘れずに!