![お濠ばたの桜](https://m7tabi.com/wp-content/uploads/2021/04/2021-03-26_13-12-14_910-200x200.jpeg)
桜の時期になると、心がウキウキしませんか? 寒~い冬から温かい春になり、いろんなお花が咲いたり、新しい生活が始まったり、日本にとって4月は新しい季節の始まりですよね。桜というと、思い浮かべるのは染井吉野。染井吉野の他にもたくさんの種類の桜があります。今回、福岡市中心部の美しい桜のベストショットを選んでみました。お花見の始まりや代表的な桜の種類についても参考に写真を楽しんでくださいね。
目次
お花見はいつからはじまったの?
奈良時代のお花見と言えば、桜ではなく梅でした。平安時代に、お花見が梅から桜に。一般市民が花見をするようになったのは、江戸時代から明治時代。桜の品種改良、つまり染井吉野の出現が一躍を担っていると言われていますよ。
染井吉野は桜の主流
染井吉野は大島桜と江戸彼岸桜を交配したもの。江戸時代に江戸染井村で咲いていた桜が「吉野桜」として広まりました。染井吉野は接ぎ木で増えるので、成長が早く、一斉に花を咲かせるのが特徴。明治時代に、公園や学校などで植えられれ、広く花見ができるように。植えられている桜の約8割が染井吉野。染井吉野の他に、陽光桜、枝垂れ桜、八重桜など500以上の種類がありますよ。
染井吉野(お濠ばた) 染井吉野(西公園)
桜のベストショット6選
福岡城の潮見櫓と染井吉野
舞鶴公園には、染井吉野を中心に約1,000本の桜が植えてあります。歴史的な史跡を背景に桜が映えますね。
![多聞櫓と桜](https://m7tabi.com/wp-content/uploads/2021/04/2021-03-24_14-03-23_717.jpeg)
お濠の水面に映る染井吉野
お濠沿いにはたくさんの染井吉野が植えられています。満開の時期には、お濠の水面に桜が映り本当に綺麗ですね。桜が散った後も、水面が花びらで真っ白になり、これもまた綺麗ですよ。
お濠沿いの桜
日本桜名所100選に選ばれた西公園の桜
西公園では、約1,300本の桜が咲きます。花見スポットは坂道を登った広場と「さくら谷」。大鳥居や坂道の桜を眺めながら、坂道をゆっくり登ります。登りきると、目の前に桜の景色が広がります。綺麗ですね♪ 左の道を歩くと、さくら谷があります。見事な桜が咲いていますよ♪ さくら谷を通り、中央展望台、光雲神社、東展望台など西公園を一周するのがおすすめです。桜を見ながら、散策するのは本当に気持ちいいですね。
![西公園の桜](https://m7tabi.com/wp-content/uploads/2021/04/2021-03-24_08-20-53_372.jpeg)
濃い桃色のお花がかわいい陽光桜
染井吉野よりも先に咲く陽光桜。もうすぐ桜の時期かなと思っていると、かわいい濃い桃色の桜が咲きます。天城吉野(アマギヨシノ)と寒緋桜(カンヒザクラ)との交配。一重の大輪の花が下を向いて咲きます。かわいいですね♪
![陽光桜](https://m7tabi.com/wp-content/uploads/2021/04/2021-03-11_13-22-15_284.jpeg)
陽光桜の次に咲く枝垂れ桜
枝垂れ桜も染井吉野より先に咲きます。枝が糸のように垂れていることから付けられた名前。舞鶴公園には、約20本が枝垂れ桜が植えられていますよ。小輪の一重咲き、素敵ですね♪
![枝垂れ桜](https://m7tabi.com/wp-content/uploads/2021/04/2021-03-11_13-29-32_896.jpeg)
染井吉野が散った後に咲く、八重桜
染井吉野の桜が散り、緑の葉に少しさびしさを感じる時。かわいい桃色の八重桜が咲いているのを見ると、うれしいですね。
![八重桜](https://m7tabi.com/wp-content/uploads/2021/04/2021-04-09_13-03-55_591.jpeg)
写真を撮ったり散策したり、桜の季節を楽しもう
桜のお花の写真を撮っている人をたくさん見かけますね。福岡の花見のスポットである舞鶴公園や西公園は、中心部からも歩いていけます。晴れの日、気軽にぶらぶら散策して、春を楽しみませんか?