東京葛飾で下町情緒を再発見


草だんごなど

葛飾柴又というと、寅さんの故郷
葛飾地域は、江戸近郊の行楽地として憩いの場だった。
当時、江戸から日帰りで来れた行楽地
現在は国の重要文化的景観地に!
柴又帝釈天へ続く参道を散策しながら発見♪♪

京成柴又駅前広場

京成線で柴又駅で降りる。
柴又駅前広場に
  旅にでる寅さんと  
  見送るさくらちゃん 像がお出迎え
第40作「寅次郎サラダ記念日」のシーン をモチーフに  
  寅さんは大きなトランク片手に  
    妹さくらちゃんを振り返る。  
  さくらちゃんはエプロン姿で  
    心配そうに兄の寅さんを見送る。
映画のワンシーンが思い浮かぶ。

駅前には昔懐かしいお店
  なんと、たわしを売っている!

駅前広場から帝釈天参道の方へ

柴又ハイカラ横丁  
  昔懐かしい駄菓子、おもちゃ屋

最初に柴又観光案内所へ
  観光マップをゲット!

映画の碑
  「男はつらいよ」でおなじみ

  「私、生まれも育ちも  東京葛飾柴又です。  
    帝釈天で産湯をつかい、  
    姓は車、名は寅次郎  
   人呼んで  
  フーテンの寅と発します。」


映画の碑の向かいに、帝釈天王安置の碑

帝釈天参道

門をくぐると、柴又帝釈天へ
京成柴又駅から帝釈天までの約200m
約5分で通り抜けることができる
下町情緒あふれる参道

両側に佃煮屋や団子屋、せんべい屋、
土産物屋、川魚料理屋が建ち並ぶ

亀家本舗  
  映画「寅さんはつらいよ」にでてくる   
  だんご屋さんのモデルに!    
  <撮影昭和46年>    
  店内は映画のポスターや撮影現場の写真がズラリ    
  
  草だんごつぶ餡、ずんだだんご、
  草だんごアイスクリーム を注文  
  よもぎの団子に餡がたっぷり  
  やさしい甘さ  
  合成保存料など使用してないとのこと  
  ずんだだんごが美味しい ♪♪

  とらや  
   草団子が名物  
   寅さんの家としてロケに使われたとか
  
  川子家(かわちや)
   かば焼きが有名 
   創業約250年  
   江戸川でとれる川魚料理を   
     柴又への参拝客に振る舞ったのが最初  
   下町の情緒が感じられる  
   映画にもしばしば登場

柴又帝釈天

1629年創建、日蓮宗のお寺
柴又七福神のひとつ「毘沙門天」が祀られている。
屋根や柱には彫刻が施されている。
御神水は寅さんが産湯でつかったとされている。
夏目漱石の小説の中にも登場

庭園、大客殿を見学すると(有料)
  りっぱな木彫りの彫刻
  美しい庭園を見ることができる。

柴又帝釈天境内では
8月23日から25日
「寅さんまつり」があるとのこと
盆踊り大会、歌謡ショーなど
残念ながら雨、雨の中あるかな?

矢切の渡し

柴又帝釈天を過ぎると江戸川
小船で対岸の松戸まで人を乗せて運ぶ 
江戸時代は庶民の大切な足として活躍

この日は雨で、運航してなかった。
残念!
次回のお楽しみに!

映画の世界に浸るのも良し

山田洋次ミュージアム  
  山田洋次監督の想いが詰まったミュージアム  
  山田監督ゆかりの作品をたくさん展示  
  「幸せの黄色いハンカチ」、「学校」など

葛飾柴又寅さん記念館  
  映画「男はつらいよ」の世界に浸る。  
  映画で使われたセット、小道具が置いてある。  
  団子屋「くるまや」を再現  
  寅さん好きにはたまらない場所♪

懐かしい・美味しいグルメを探すのも良し

和風スイーツが味わえる、寅さん記念館の横「山本亭」  
昭和レトロ喫茶「セピア」  
天丼が人気の「大和屋」 など

柴又七福神を探し歩くのも良し

柴又七福神
  毘沙門天、宝袋尊、弁財天、福禄寿
  大黒天、恵比寿天、寿老人

最後に

江戸の人々は
この地域の美しい景観を愉しみ、
寺社や名所を訪ねて行楽していたらしい。

現代人の我々も、都市生活をしばし忘れ、
ゆったりとした時間に身をゆだねる
至福のひと時かも ♪ ♪

昔懐かしい、そしてやさしい気持ちになれるエリア
葛飾柴又へ訪れてみてはいかが?


カテゴリ: 日本の旅文化 

執筆者のプロフィール

執筆者:立花みゆ

最初の海外旅行はニューカレドニア
帰りの飛行機はダブルブッキング
シンガポール経由で帰る羽目に...

現在暮らすように旅する生活を
模索中

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