藁帽子をかぶった、かわいい冬牡丹の花を見に筥崎宮へ行こう!


冬ぼたん

「玉せせり」が行われることで有名な筥崎宮。日本三大八幡宮の一つ。 初詣にはたくさんの人で賑わいます。筥崎宮の参道では一年を通してお花が楽しめるのを知っていましたか? 1、2月は冬ぼたんや梅、4月は桜やシャクヤク、6月はあじさいなど、お花好きには見逃せませんね。 今回、初詣と一緒に「冬ぼたんまつり」に行ってきたので、冬ぼたんの様子をお伝えします。

歴史ある筥崎宮

筥崎宮は筥崎八幡宮とも呼ばれ、宇佐八幡宮や石清水八幡宮とともに日本三大八幡宮の一つです。 足利尊氏、豊臣秀吉や黒田長政など名だたる武将が参詣したことでも知られています。最近は、 福岡ソフトバンクホークスなどが必勝祈願することでも有名ですね。 

コロナ終息のお祈り

筥崎宮では、厄除け、家内安全や必勝祈願などご祈願ができます。コロナ終息の祈願をするため、本殿に向かいます。「みんなが健康で、明るい年を迎えますように!」とお祈りを済ませた後、お守りが買える社務所へ! えんむすび守、学業守や勝守などいろんなお守りや絵馬などがあります。人気なのは「筥崎宮おはじき」。かわいいおはじきが額に入ってますよ。

博多っ子を熱くさせる祭り

筥崎宮では1月に行われる「玉せせり」が有名です。玉に触れると幸運を授かる木製の玉を、締め込み姿で競い合う祭り。勇壮な姿を一目見ようと、多くの人が訪れます。 9月には全ての生命あるものを慈しみ、秋の実りに感謝する「放生会」が開催。参道にたくさんの露店が並び、たくさんの人で賑いますよ。

かわいい冬ぼたんが楽しめる「冬ぼたんまつり」

2021年1月1日から2月28日まで、筥崎宮の花公園「神苑花庭園」で、「冬ぼたんまつり」が開催。 20品種200株の冬ぼたんが咲き乱れ、華やかです。神苑花庭園は、豊臣秀吉が筥崎宮で大茶会を開いてから400年の記念に、1987年に造られた日本庭園です。 冬ぼたん、しゃくやく、ゆりなど季節の花が楽しめますよ。

冬ぼたんは、人工的に花を咲かせている!

ぼたんは、春4,5月頃咲く花。 「春が来た」と思わせて冬に咲かせたものが「冬ぼたん」。花の色は、白、桃、紅、朱赤、黄など種類が豊富です。大きな花びらが、まりのように重なり、艶やかです。 花の少ない冬に楽しめるので良いですね ♪ ♪

ぼたんの原産は中国。 美しさを象徴するお花。中国文学では、楊貴妃の美しさをぼたんに例えたものがあります。日本には薬用として伝わってきたと言われています。「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と美しい女性の容姿や立ち振る舞いをあらわす諺がありますね。 

庭内のオープンカフェでランチ

庭園内にはフレンチレストラン「ラセゾン」やオープンカフェ「筥カフェ」があります。 1月にしては温かく天気が良かったので、オープンカフェでランチをとることに。 「和風ハンバーグ丼 1,100円」と「季節野菜カレー 1,100円」を食べました。どちらもミニサラダとドリンク付き。 和風ハンバーグは、ハンバーグの上に擦った大根がのっており、やさしい味です。 カレーは本格的なカレーですが、ちょうどいい辛さ。 暖かい陽射しの下、ゆっくりランチを楽しみました。 筥崎宮を歩いて回り、少し足も疲れた頃だったので、休憩にちょうどいいですね。   

筥崎宮の情報:https://www.hakozakigu.or.jp/ 
地図 

まとめ

冬に咲く花が少なくて寂しいと感じているあなた。冬ぼたんを見に筥崎宮へ出かけませんか? 少し暖かい日、陽射しをあびながら咲く冬ぼたんは、とても可憐です。これから梅、桜などのお花が咲くのが楽しみですね。


カテゴリ: 日本の旅文化 

執筆者のプロフィール

執筆者:立花みゆ

最初の海外旅行はニューカレドニア
帰りの飛行機はダブルブッキング
シンガポール経由で帰る羽目に...

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